フレキシブルチューブの特徴
柔軟で自在に曲げることのできるフレキシブルチューブ(フレキシブルホース)。水道、ガスなどのライフラインから、工業用配管の振動吸収、半導体製造装置の真空配管用などに使用されています。
- フレキシブルチューブの種類
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一般汎用型チューブ(スパイラルチューブ)
- 材質
- SUS304 | SUS316L
- 種類
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SS(スタンダードピッチ)
SC(クローズドピッチ)
SUC(ウルトラクローズドピッチ)
- 特徴
- 最も用途の広い、汎用的なチューブ。スパイラル波形に成形したものでチューブを屈曲させた場合、無理なく全長にわたり均一に変形し、一般用途用に適しています。
- 製作範囲
- 8A以上
- 用途範囲
- 配管誤差調整・変位吸収
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一般汎用型チューブ(ワンピッチチューブ)
- 材質
- SUS304 | SUS316L
- 種類
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OPS(スタンダードピッチ)
OPC(クローズドピッチ)
OPUC(ウルトラクローズドピッチ)
- 特徴
- 最も用途の広い、汎用的なチューブ。一山ずつリング状に独立した成形になっています。圧力による座屈が起こりにくく屈曲性に優れています。
- 製作範囲
- 10A以上
- 用途範囲
- 配管誤差調整・変位吸収
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- フレキシブルチューブについて
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ご使用の前に必ず下記の注意事項をお読みください。
- 製品選定
- 酸、塩素イオンを含む流体には使用できません。短期間での腐食を生じる可能性が有ります。
- 腐食性ガス、沿岸付近などの環境では使用できません。塩害対策等を施してご使用ください。
- 適用法規を確認してください。適用法規のラインに使用する場合には消防法など適用法規に合った製品を選定してください。
- 使用圧力を確認してください。許容圧力を超えた使用はホースの破壊につながります。
- 使用温度を確認してください。ホースは使用温度により耐圧強度が異なります。
- 使用目的を確認してください。配管の心あわせ・防振・地盤沈下対策など目的に合った製品を選定してください。ご不明な場合には必ずご相談ください
- ホース全長または許容変位量を確認してください。許容変位量を超える使用はホースの寿命を低下させます。適切な長さを選定してください。
- 行政による指導がある場合,ホースは目的にあったものを選定してください。自治体によっては危険物配管に設置する小口径のホースも消防検査の対象となる場合があります。なお、危険物配管では、振動・脈動ならびに熱膨張・配管閉切りとうによる圧力上昇の発生が無いよう配管側で処置を講じてください。
- 製品取付
- 配管接続の際、極度に曲げないで下さい。曲げ部分の半径は、動きのある配管では「最小繰返し曲げ半径」を、動きのない配管では「最小固定曲げ半径」を下まわらないようご注意ください。
- 配管接続の際、ねじれを避けてください。ホースでねじれは吸収できません。フランジ形の場合には固定フランジ側から接続してください。また、ねじ形の場合には増し締めなどでホースをねじらないようご注意ください
- ポンプの吐出側での取付の場合は、脈動などでホースが動かないように注意して、サポートを施工して下さい。
- フレキの耐圧性は外側のブレードにて保っていますので、フレキを引きずったり鋭角な部分に擦れるようなことがありますと、ブレードを傷めてしまい破損する恐れがありますのでご注意下さい。
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